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相続で親族を悲しませない

故人が旅立った後に遺された家族には大きな仕事が待っている。
自分が所有する預貯金、株式、車、不動産といった名義書き換えが必要になる。
遺された家族のうち誰がどの財産を所有するのか、もしも故人の意思が明らかになっていない場合には相続する権利がある人々が自分達で話し合って決めなくてはならない。
家族にはそれぞれの事情があり、故人に対してもそれぞれの思いがあるだろう。
また家族にはそれぞれの正当な権利があるため、話し合ってすべての故人の財産を分けることは大変な労力であり、思いがそれぞれにあるからこそ争う事態になり得る。
遺された家族があなたが生きていた時と同じように暮らしていけるように、争って互いに憎しみあうようなことがないようにエンディングノートにきちんと形にしておくべきである。

自分自身を知ってもらう

エンディングノートに書くことは自分が旅立つとき、または旅立ったあとの手続き上のことを記すだけではない。
あなた自身を紹介するといった役割を果たす。
人には自分だけのそれぞれの世界があり、普段あえて口に出さない思いもある。
その思いを形にして家族や友人といった大切な人に知らせることが出来る。
あなたがどんな思いを持って生きてきたのか、どんな人間であったのかを知ってもらうことが出来る。
遺された家族はあなたが記したエンディングノートを見て、ある意味初めてあなたを知ることが出来るかもしれない。
あなたを送り看取った後の喪失感や悲しみの中でそれを見たとき、遺された家族はより深くあなたを思いやることが出来る。
それは旅立ってしまったあなたを思い、死を受け入れる手助けになるだろう。